
はじめに|夏の肌トラブル、実は“食べ物”で変えられる?

8月は紫外線、汗、冷房、寝不足…と、肌へのダメージが最も多い季節。
そんなときこそ意識したいのが“インナーケア”です。
外からのケア(スキンケア)だけでなく、体の内側から肌を守る食べ物を取り入れることで「肌バリア機能」を高め、ゆらぎにくい美肌をつくることができます。
今回は、管理栄養士の知見も踏まえ、8月に摂りたい肌バリア強化食材5選をご紹介します!
1. トマト|紫外線ダメージを防ぐリコピンが豊富!

夏野菜の代表ともいえるトマトには、「リコピン」という強力な抗酸化成分が含まれています。
このリコピンは紫外線による肌細胞の酸化ストレスを軽減してくれる優秀な栄養素。
おすすめの食べ方:
・オリーブオイルと一緒に加熱することで吸収率がアップ!
・ミニトマトはおやつ代わりにも◎
2. アボカド|“食べる美容液”で肌の潤いをキープ

アボカドはビタミンE、ビタミンC、オレイン酸を含み、「保湿力」や「皮膚の修復力」をサポート。
まさに“食べる美容液”と呼ばれるスーパーフード。
肌バリアのポイント:
・皮膚の細胞膜を柔軟に保ち、バリア機能を高める
・ビタミンCとの組み合わせでコラーゲン生成もサポート
3. 納豆|腸内環境を整えて肌の調子を内側から安定

肌トラブルは腸内環境の乱れとも深く関係しています。
発酵食品である納豆は、善玉菌を増やし、免疫力や代謝をサポートする心強い味方。
食べるタイミング:
・朝食に1パックが理想
・キムチやオクラと合わせて“腸活ボウル”に
4. 鮭(サーモン)|アスタキサンチンで肌細胞を守る

鮭に含まれる赤い色素「アスタキサンチン」は、ビタミンCの約6000倍の抗酸化力があるといわれています。
紫外線を浴びる8月には積極的に摂りたい魚。
肌への効果:
・シミやたるみの原因となる酸化を防ぐ
・コラーゲンの分解を抑制してハリ肌をキープ
5. ナッツ類(アーモンド・くるみなど)|ビタミンEで血行促進&肌の修復

ナッツ類は、ビタミンEや亜鉛、オメガ3脂肪酸を豊富に含み、乾燥肌・くすみ・肌荒れ予防に最適です。
手軽に取り入れやすく、おやつにも◎
注意点:
・食べすぎ注意(1日10粒程度)
・無塩タイプがおすすめ
おわりに|“食べて整える”が夏の肌を救う!

8月は肌にとって過酷な季節。
だからこそ、“塗るだけ”のケアではなく、内側からも肌を守るインナーケアが重要です。
今回紹介した食材を日々の食事に取り入れることで、
・紫外線への抵抗力
・バリア機能の強化
・肌の潤い保持
を自然にサポートできます。
食べ方の工夫で、無理なく続けて夏美肌を手に入れましょう!
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