
湿気と気温が上がる6月。汗や皮脂が気になって、ついついゴシゴシ洗っていませんか?実はその「洗いすぎ」が、かえって肌トラブルを引き起こす原因になることも…。
今回は、梅雨時期に気をつけたい“正しいボディウォッシュ習慣”について解説します。
なぜ梅雨は“洗いすぎ”が起こりやすい?

梅雨は湿度が高く、汗や皮脂が蒸発しにくいため、ベタつきやニオイが気になりますよね。
それが「清潔にしなきゃ!」という意識を強くし、ついボディタオルでゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強いボディソープを使いすぎてしまいがちです。
しかし、肌の表面には皮脂膜という天然の保護バリアがあります。これが過剰な洗浄によって剥がれると、逆に乾燥・かゆみ・赤み・ニキビなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
洗いすぎサイン、出ていませんか?

•お風呂上がりに肌がつっぱる
•かゆみや赤みが出る
•肌がカサカサして粉をふく
•ニキビやあせもができやすい
これらは肌のバリア機能低下のサイン。毎日の入浴習慣を見直すことが必要です。
梅雨にこそ見直したい!正しいボディウォッシュ習慣

1. 洗浄力は“マイルド”なものを選ぶ
「弱酸性」「アミノ酸系洗浄成分」など、肌への刺激が少ないタイプがおすすめです。
メントール系も人気ですが、肌が敏感な方は注意が必要です。
2. ボディタオルより“手洗い”でやさしく
手のひらで泡立てて、なでるようにやさしく洗うことで、必要な皮脂は残しつつ、汚れをしっかり落とせます。
3. 洗うのは1日1回・夜だけで十分
汗をかいても日中はシャワーだけにし、ボディソープを使うのは夜だけにするのが理想的です。
4. 入浴後はすぐ保湿!
洗ったあとは、肌が無防備な状態。お風呂上がり10分以内に保湿剤を塗るのが効果的です。
梅雨を快適に乗り切るために

じめじめした6月でも、洗いすぎず、正しく洗うことで肌トラブルを予防できます。
「清潔」と「やさしさ」のバランスを大切に、肌本来のうるおいを守ってあげましょう。
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